自分カウンセリング

放送大学ほか日ごろの勉強のこと、お買い物のこと、コンプレックスのこといろいろ

起きられない息子

今日は自宅学習という日で、学校は休み。明後日の土曜日から期末テストが始まる。

 

昨夜、

「明日は7時くらいに起きる」

「へぇ、起きてどうするの?」

「勉強する」

だいたい「起きる」と宣言するのは今日もう勉強しないけど明日やるからという言い訳だ。私は全く信用できなくなっている。どうせ起きず昼ごろまでごろごろしているに違いない。

案の定、私が出勤する9時ごろまでは全く起きて来ず、私の顔を見ても起きてこようとしないので、携帯電話を没収し、

「1教科でも70点以下があったら返さない」

と、宣言してきた。

 

この意志の弱さはなんだろう。

朝、自分で起きるのが最低条件といつも言っているのに。

起きなくてはならない、という気持ちになっていないのだとは思う。

自分で起きなくては!と自分自身に命令しないことにはこの先に進まないように思う。なぜ、起きなくてはならないか。

少なくとも・・・レギュラー争いのある部活に入っているのだ。

比較的近くに住んでいるのだから誰よりも朝練をたくさんできてもおかしくないのに、それをしようという気力がない。

おそらく、自分はこの中で平均以上にはいるだろうと高をくくっているから。

典型的なウサギとカメのウサギだ。持って生まれたものでそこそこ走れるからいい気になっている。ウサギの中でトップに立とうとは思わない。常にカメを探して勝負を挑んでいるとさえ思う。

 

そんな彼を見て歯がゆく思いつつ、自分が全力で高校時代を過ごしていたかどうかを振り返ってみると疑問。

ダンスを始めて毎日レッスンに通っていたころは、それは夢中でやっていた。

でも授業はおろそかで、元々しようと思っていた大学進学をやめた。

今の自分なら、大学に行きながら通っていた人もいたし、バイトであくせくするより勉強した方がいいとアドバイスする。でもそのアドバイスを聞いても、毎日都内まで通ってレッスンして、大学受験もしてというのをやり切れないためにどうにかこうにか理由をつけて受験はしないんじゃないかと思う。そこは私の意志の弱さ。

潔く負けるフリして、逃げる。私はそれを克服したい。

 

我が家のウサギ君はそんなことも考えないでなんとなく眠り、なんとなく勉強し、なんとなく部活をする日々ではないかと私は感じている。あるがまま。日々、後悔することなどないと思う。それが悪いとは言えないけれど、わが子だと思うと「もったいないな」という思いが拭いきれず、ついつい叱ったり、罰を課して動かそうとしている。これではだめじゃないかなと思うので、それもあって心理学を学ぶようになった。

まずは自分のことをちゃんとしよう。息子は息子の意志で立ち上がるしかないのだろうから。下手に横やりを入れてもうまくいかないばかりか、悪影響があるかも。

 

こう思うことは今日に限らないのだけど、同じことの繰り返しだなぁ・・・。